内窓設置工事①(補助金2025年も継続)
みなさまこんにちは!
今、内窓設置や窓交換工事で補助金が出ることはご存知でしょうか?
2024年度の補助金は終了しましたが、「先進的窓リノベ2025事業」として、引き継がれる予定となっています。
最近はお問い合わせも多く頂いております。
今回は、昨年行ったスタッフ佐藤宅の内窓設置工事のレポートをお届けします!(佐藤家のリノベーションはこちら)
このレポートでは、あまり施工例が出ていない外観の仕上がりイメージや、内窓設置後の感想などもお伝えできればと思います☺
今回は第一弾として内窓のお話から、現場調査までをお伝えします!
何故内窓設置なの?
実は、一番外気の影響を受けるのは「窓」なんです。
冬は寒く、夏は暑いアルミサッシ。冬場は結露もして、窓枠にシミができたり、清掃が大変という方も多いのではないでしょうか?
現在の新築住宅では、YKK社のAPW330という気密性の高いオール樹脂サッシを標準仕様としておりますが、二十年以上前に建てられたお家は、熱が伝わりやすいアルミサッシが多いのではないでしょうか。
2023年より断熱性を高める窓工事については補助金額が大幅にアップし、パワーホーム大建のお客様宅でも内窓設置、窓交換など多数工事をさせていただいておりました。
内窓設置のメリットデメリット
【内窓設置のメリット】
- 断熱性の向上
内窓を設置することで、窓周りの気密性が高まり、外気の影響を受けにくくなります。これにより、冬は暖かく、夏は涼しい室内環境を実現できます。 - 結露の軽減
内窓を取り付けることで、窓の内外での温度差を緩和し、結露を防ぐ効果があります。これにより、窓枠のシミやカビの発生を抑えることができます。 - 防音性の向上
窓が二重になることで外部からの音が軽減され、静かな室内環境を得られます。特に交通量の多い道路沿いや鉄道の近くに住んでいる方に効果的です。 - 省エネルギー効果
冷暖房の効率が上がり、電気代を削減できます。特にエアコンを多用する家庭にとっては、大きなコストダウンにつながります。 - 施工が比較的簡単
内窓は既存の窓枠に取り付けるため、大規模なリフォームを必要とせず、短期間で施工が完了します。
【内窓設置のデメリット】
- スペースの制限
既存の窓の内側に窓を設置するため、お部屋の中が少し狭くなります。 - カーテンやブラインドの再調整
内窓を設置することで、既存のカーテンレールやブラインドの位置が合わなくなる場合があります。新たに調整や交換が必要になることがあります。 - 掃除の手間
窓が二重になることで、清掃する窓ガラスの枚数が増えます。 - 開け閉め×2、外への出入り時には注意
窓を開けたい場合、内窓、外窓を開ける必要があります。また、掃き出し窓の場合、床面にレールがつくため外へ出入りする際はその部分を跨ぐ必要があるため、慣れるまでは少し不便さを感じるかもしれません。
佐藤家の想い
佐藤家では、ペット(犬1匹、猫3匹)がいることもあり、夏・冬は1日中エアコンを2台フル動させていて、電気代がとてもネックになっていました。
リノベーションをしたものの窓は交換しておらず、三十年以上前につけられた窓のため、隙間風もあり、防音性も低く…少し大きい声を出すと外に丸聞こえの状態でした。(特にまるお🐶の声)
内窓を設置されたお客様にお話を伺ったところ、「とても満足している」とのお言葉をいただいたこともあり電気代節約と防音性アップのため、前々から気になっていた内窓工事を行うことにしました!
第一回【現場調査】
まずは実際の窓を確認します。平面図があれば窓のサイズを確認してお見積りをお出しすることもできますが、窓枠の奥行、サッシについている鍵の形状などによって取り付ける部材が変わってきますので、当社では必ずお見積前にご訪問させていただきます!
今回の希望箇所
- 一階LDK(掃き出し窓、キッチンの腰窓)
- 一階洋室(掃き出し窓、腰窓)
- お風呂(腰窓)
- 二階寝室(腰窓×2)
上記の7ヶ所の窓に対して調査を行いました。
現場調査の様子
- LDKの大きな掃き出し窓
窓枠は上に物が置けるように奥行きを出しているので、内窓をつけてもカーテンは問題なし。しかし、左右の高さが5mm違うことが判明。 (だから隙間風があったのか…と納得) → こちらは設置工事の時に調整してもらうことになりました。
↑カーテンがついている写真。
アメが乗っていますが、キャットウォークとしてつくったわけではありません。
- 一階洋室
(人見知り0のツキが業者さんについてまわっています) 和室から洋室へリノベーションしたため、壁は真壁(柱などが露出している造り)のままになっています。このように窓枠が狭い場合、内窓を設置するためにふかし枠をつける必要があり、室内側へ約4cmほど出てきます。 それに伴い、もともとついていたカーテンレールが使えなくなります。
- 同じ一階洋室の腰窓
内窓をつけるために内側に下地補強を行う必要があります。
- 2階寝室
昔よくあった角窓です。ちょうど南面についていて、夏はめちゃくちゃ暑く、冬は冷気がすごい。
更に結露もひどくヨル(黒猫)がぺろぺろと舐めて、汚い。といろいろ悩みもありました。
こちらは、柱に内窓をつけることになりました。
ちょうど窓枠に猫たちが乗れるようになっていたので、
いつも出掛ける時には見下ろされ、監視されている飼い主でした。
内窓がつくと、この光景も見れなくなるのか…と思うと
内窓やめようかな…という気持ちにもなりましたが、
内窓は猫たちのためでもあるので、心を決めて工事することにしました!!
次回のブログでは、工事の様子や設置後の感想を詳しくご紹介したいと思います!お楽しみに^^